“ふるさとホームステイ”とは
~子供達は農山漁村で“ふるさと”を体感する~

1.“ふるさとホームステイ”とは

子供達が、学校教育・社会教育等の宿泊体験の機会に、“国内の農山漁村地域で生活している家庭(受入家庭)に寄宿し、その家庭の“家族の一員”として交流(家族的な異世代交流)や生活体験(家事・家業等の体験)をすることです。子供達にとって“ふるさと”を体感できる農山漁村地域の滞在が行えます。

“ふるさとホームステイ”の
基本的な過ごし方
(1泊2日の場合)

2.“ふるさとホームステイ”の特色

ふるさとホームステイの特色は次の5つです。

3.“ふるさとホームステイ”のねらい

ふるさとホームステイによる交流・生活体験のねらいは次の3つです。
  1. 子供の生きる力を育むこと

  2. 子供が農山漁村地域やその地域の住民等との縁・絆を育むこと

  3. 子供が農山漁村地域の魅力や生活等について理解・関心を深めること

これらのねらいは国の施策である“子供の農山漁村体験の充実”のねらいに即したものです。

子供の農山漁村体験のねらい

4.子供達にとって“ふるさと”の醸成や再発見の機会

 ふるさとホームステイは子供達が受入家庭での交流・生活体験を通じて“ふるさと”を体感できる活動です。
 この活動への参加を通じて、以下のことが期待できます。
  1. 子供達に“第二のふるさと”が醸成されること

  2. 地方の子供達には“郷土の魅力の再発見”の機会になること

 参加した子供の中にはその後の影響が伺える事例もあります。その後の影響が伺える事例を整理すると、以下の3点になります。

5.全国の農山漁村地域でふるさとホームステイの手配等を担う受入地域
団体

 全国の農山漁村地域には現地で“ふるさとホームステイ”の手配等を担う“受入地域団体”があります。
 ふるさとホームステイを検討する学校・社会教育団体等の方は、各団体に連絡・相談することをお勧めします。

【受入地域団体とは】

 各農山漁村地域(地区~広域市町村の範囲)の中で、受入家庭(ホームステイ先)や農山漁村体験等の受付・手配・当日準備・精算等を一元的に行い、各受入家庭や地域内の関係機関等との連携による緊急連絡体制を設けられる組織です。

6.受入地域団体との相談・依頼・調整等の流れ

 ふるさとホームステイを検討する送り側(学校・社会教育団体等)と受入地域団体との相談・依頼・調整等の流れは以下の通りです。

【ふるさとホームステイのQ&A】

宿泊について

  • Q.“農家”に泊まるのですか?
  • A.いいえ。受入家庭は“農家”とは限りません。農家以外にも様々な家庭で受け入れています
  • Q.“住宅”に泊まるのですか?
  • A.はい。基本的に農山漁村地域で生活する住民の住宅です。
    送り側(学校等)と相談の上、住民との家族的な交流や生活体験を行う条件で、“民宿等の宿泊施設、公民館、寺院等”を使用する場合もあります。
  • Q.1軒当たり“何人”泊まれるか?
  • A.基本的に1軒当たり“4人程度”としています。
    “民宿等の宿泊施設”を使用する場合、1軒当たりの定員を“4人程度”を超える受入地域もあります。
  • Q.宿泊者を泊める住宅に関する“諸規制”はありますか?
  • A.あります。住宅に宿泊者を“有償”で“継続的”に受け入れる場合はいずれかの諸規制に即した対応が求められます。
    年間で宿泊者を“有償”で“継続的“に受け入れる地域では受入家庭ごとにそれらに即した対応が行われています。
    【主な諸規制】
    ・旅館業法に基づく営業許可(農林漁業体験民宿、民宿等)
    ・イベント民泊(年数回程度(1 回当たり 2~3 日程度)のイベント開催時、宿泊施設の不足が見込まれることにより開催地の自治体の要請等→旅館業法に基づく営業許可は不要)
    ・都道府県等の自治体の条例等(年1回衛生講習の受講等の条件→旅館業法に基づく営業許可は不要)
    ・住宅宿泊事業法に基づく登録(民泊)

受入家庭について

  • Q.どのような家庭ですか?
  • A.農山漁村地域で生活する住民の家庭です。年代層では高齢者が多い傾向です。
  • Q.どのような子供達との関わり方をしますか?
  • A.受入家庭では観光施設のような“接客”は行いません。子供達を“家族の一員(我が子)”として接します。
    受入家庭の家族では子供達への笑顔・挨拶・問いかけ等を通じて、子供達の不安解消と体調変化の発見等に努めます。
  • Q.“お泊りセット”は必要ですか?
  • A.必要です。“着替え、寝間着、タオル、歯磨きセット、常備薬等”は各自で用意いただきます。
  • Q.持ち込みが“不要なもの”は何ですか?
  • A.“現金・電子マネー(紛失等の危険)”、“貴重品(紛失・故障等の危険)”、“携帯・スマートフォン等の通信機器(交流の妨げ等)゛、“ゲーム類(交流の妨げ等)”、“送り側(学校等)が禁止するもの”が挙げられます。
    ※医療機関での支払いが生じた場合に備えて、送り側と受入側との間で支払方法等を事前協議しておくといいでしょう。
    ※携帯・スマートフォン等の通信機器やゲーム類の使用は子供達と受入家庭の家族との交流の妨げになります。

生活体験について

  • Q.どのような“体験内容”ですか?
  • A.受入家庭がその時に必要とする家事・稼業や地域の作業を行うものです。受入家庭ごとに内容が異なります。
    子供達が使う布団を自ら敷くこと、食事づくり、畑での草むしり、地区の掃除、ペットの散歩等も生活体験です。
  • Q.だれが“指導”するのですか?
  • A.“受入家庭の家族”が子供達に付いて指導します。
    作業内容によっては“受入家庭の家族以外の人材”が対応する場合もあります。
  • Q.受入家庭が“農家”である場合、必ず“農業体験”を行いますか?
  • A.いいえ。農作業の時期・生育状況・天候不良・安全管理上の理由等によって行えないことがあります。
    なお、農家以外の受入家庭の中には自家用菜園や近隣農家等で作業するところもあります。

食事について

  • Q.どのような“食事のメニュー”ですか?
  • A.基本的に受入家庭が日頃からいただいている“家庭料理”です。受入家庭ごとにメニューは異なり、高価な食材の使用や外食の利用は行いません。
    各受入家庭の趣向によって、採りたての野菜等を使ったバーベキューや竹を割って流しそうめん等を行う等、体験を兼ねた食事を行う場合もあります。
  • Q.食事はだれが作るのですか?
  • A.子供達と受入家庭の家族が一緒に作ります。調理中は受入家庭の家族が付いて指導します。

個々の子供に対する必要な配慮について

  • Q.個々の子供に対するアレルギー等の配慮は可能ですか?
  • A.可能です。事前に送り側(学校等)から“個々の子供に関する健康情報(※)等の配慮事項”をいただくことで、各受入家庭では個々の子供に応じた配慮を準備できます。
    (例)食物アレルギーを持つ子供の場合、アレルギー源の対象となる食材を使用しません。
    ※個々の子供に関する健康情報の項目(例):禁忌食・薬、アレルギー源、現病歴、既往歴、罹患傾向、携帯薬、その他の配慮事項
  • Q.“特に対応が求められる子供”の場合はどうですか?
  • A.各受入家庭が対応できるかどうかを確認するために、事前に送り側(学校等)と協議する場合があります。
  • Q.事前に“各受入家庭に関する情報(※)”をもらうことはできますか?
  • A.可能です。それによって、送り側(学校等)で個々の子供に配慮した受入家庭を選択することができます。
    (例)動物のアレルギーを持つ子供の場合、ペットや家畜がいない受入家庭を選択できます。
    ※各受入家庭に関する情報項目(例):代表者名、郵便番号、住所、連絡先(携帯番号を含む)、家族構成、主な作物、ペット(種類)

各種手配の相談・依頼について

  • Q.どこに相談や依頼するといいですか?
  • A.全国的に“ふるさとホームステイ”の受け入れを担う“受入地域団体”があります。
    各団体に相談・依頼することができます。
    受入地域団体の登録制度

【受入地域団体とは】

各農山漁村地域(地区~広域市町村の範囲)の中で、受入家庭(ホームステイ先)や農山漁村体験等の受付・手配・当日準備・精算等を一元的に行い、各受入家庭や地域内での関係機関等と連携した緊急連絡体制を設けられる組織です。
  • Q.受入地域団体への相談・依頼・調整等の流れを教えて下さい。
  • A.次の図の通りです。

【受入地域団体への相談・依頼・調整等の流れ】

  • Q.受入地域団体では“教職員等の宿泊先の手配”の相談や依頼はできますか?
  • A.可能です。
  • Q.受入地域団体では“集団宿泊先や農山漁村体験等の手配”の相談や依頼はできますか?
  • A.手配可能な団体が多くあります。農山漁村体験だけでも依頼できる団体もあります。

受入地域団体の探し方について

  • Q.どうすれば条件にかなう受入地域団体を探せますか?
  • A.本サイトのトップページで“受入地域団体”を検索できます。各団体が手配できる定員(ホームステイ・集団宿泊)・ホームステイの料金・オプション体験等を紹介しています。
    受入地域団体の検索
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