小学校関係者を対象にした現地研修会の開催結果

開催結果の概要

平成21年7月~8月にかけて、小学校関係者を対象にした現地研修会を開催しました。この研修会では、実際に児童を受け入れている農山漁村地域(全国5会場)を訪問し、受入体制の整備状況(児童が宿泊する農家や体験フィールド等)の視察、文部科学省のモデル推進校の教員によるふるさと生活体験の取組の解説、受入農家や参加者同士の意見交換等を行いました。
主な参加者は小学校の教員、教育委員会の担当者で、総計85名に参加いただきました。

参加者は、どの会場でも当初は緊張の面持ちでしたが、現地に訪問している児童が生き生きと体験をしている様子を拝見したり、受入農家とのコミュニケーションが図られるにつれて、その表情は変わり、非常ににこやかな雰囲気となりました。

研修会の最後には、参加者一人一人による意見発表会を行いましたが、「児童が農家の家族のように打ち解けていたのが良かった」「今回、学んだことは学校に報告し、ぜひ児童にやらせたい」、「農家の方には 教育力・包容力がある」、「教科の時間数や予算などの課題はあるが、その実施を検討していきたい」、「管轄する小学校に対してふるさと生活体験の普及に努めたい」など、それぞれの立場からふるさと生活体験に対して前向きなご意見をいただきました。

研修終了後、参加者からはふるさと生活体験に関するアンケートにお答えいただきました。こちらでも、ふるさと生活体験に対する高い評価をいただきました。一方で、ふるさと生活体験の普及方法についてもご意見をいただきました。
これらの結果を踏まえて、より一層の小学校によるふるさと生活体験 を普及していくことに努めてまいりたいと思います。

主催:財団法人都市農山漁村交流活性化機構
後援:総務省、文部科学省、農林水産省
協力:全国連合小学校長会、全国小学校学校行事研究会、全国農業協同組合中央会、(社)全国農協観光協会、日本教育新聞社、子ども農山漁村交流プロジェクト受入協議会(153地区)、日本修学旅行協会、全国修学旅行研究協会
参加対象:小学校の教員、教育委員会の関係者など
開催日程・場所・参加人数
(1)関東ブロック 平成21年8月22日~23日 長野県飯山市(東京発)17名
(2)東北ブロック 平成21年8月29日~30日 福島県喜多方市(東京・仙台発)21名
(3)中部ブロック 平成21年8月29日~30日 長野県飯田市(名古屋・東京発)17名
(4)近畿ブロック 平成21年8月19日~20日 和歌山県高野町(大阪発)14名
(5)九州ブロック 平成21年7月28日~29日 大分県宇佐市(福岡発)16名
※参加人数には、事務局や受入地域関係者を除く。

参加者アンケートの公開

各研修会の参加者のご意見が綴られたアンケートの結果は以下の各欄からご覧いただけます

東北ブロックの参加者アンケート(集約版)
関東ブロックの参加者アンケート(集約版)
中部ブロックの参加者アンケート(集約版)
近畿ブロックの参加者アンケート(集約版)
九州ブロックの参加者アンケート(集約版)

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