世論調査で「学校で農山漁村体験やるべき」が約9割

2006年2月に、内閣府「都市と農山漁村の共生・対流に関する世論調査」において、「学校が子ども達に農山漁村での体験活動を取り組むこと」について、89%が「取り組むべき」という結果が発表されました。

都市部である東京都区部在住の回答者に絞るとさらに数値が上がり、96%。男女別の比較では、男88.4%、女89.1%で、男女ともに差もなく高い。この調査結果から、世論として9割近い方々が学校が子ども達に農山漁村体験を行うことに対して期待しているといえます。

一方で、体験学習を農山漁村地域で行う場合に心配なことを同調査でたずねたが、多いものでは「ケガなどの事故」27%、「親の経済的負担の増加」22%が上がった。体験活動に対する期待は大きいものの、その普及に際して配慮すべき要点といえます。

ここで示された「農山漁村での体験活動」の定義は、「子ども達が農山漁村地域で人々と交流し、自然とふれあう機会を提供する活動」です。単なる体験活動だけでなく、農山漁村地域の人々との交流が明記されています。

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